◆ 日本カトリック教会司教団は13年前「教会は移動する人々を暖かく迎え入れ、彼らに奉仕する使命を持っている」という考えを発表。その実現のために福岡教区は6年前に美野島司牧センターを設立。ここは滞日外国人のためのセンターで、主にペルー人が来ている。スぺイン語のミサ、洗礼、子供の宗教教育をしている。日本語教室を開き、日常的には、アパート探し、病院、学校や保育園の相談、不景気の中、3Kの仕事が多く、職場の人間関係、給料の未払い、入国管理局の問題など悩みはつきない。その厳しい状況の中、家族を守るために一生懸命頑張っている姿は感動的である。
そして, 1997年には、キリスト者や市民グループと力をあわせて、九州レベルでの移住労働者ネットワークを作った。九州移住労働者ネットワークの事務局は当センター内に置いている。
また、福岡地区カトリック正義と平和協議会は当センターに事務局がある。
◆ それ以外に薬物依存者の回復グループであるDARC(Drug Addiction Rehabilitation Center)がセンターの中に事務所を置いている。毎日7〜8人の青年が集まってリハビリのために頑張っている。そして、1998年11月、彼らの自立と社会復帰を目指して「ビッグママ」という共同作業所がオープン。
◆ また当センターでは、野宿日雇労働者の相談の場として病院見舞いの世話、生活保護申請の手伝い、古着バンク、炊き出し等をしている。そのためには「福岡おにぎりの会」とめぐみの家というNGOがある。 Homeless' Xmas in Minoshima
その他、死刑を申し渡された方の支援、また、拘置所にいる多くの方々への面会も大切な活動である
美野島司牧センターは、これからも社会から排斥され、弱い立場に追いやられている方々と共に歩みながら、イエスの良い知らせを伝えていきたい。 |
日本カトリック教会難民移住移動者委員会(click
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美野島司牧センター
〒812-0017 福岡市
博多区美野島2丁目5-31
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Tel: 092-431-1419
Fax: 092-431-5709
郵便口座: 017604 89531
美野島司牧センター |
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美野島司牧センターで復活祭を祝う南米の方々
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